26Apr
星に願いを

星に願いを

流れ星に願い事をすると叶うという。 なんでやねん。 そんな迷信じみたことはつい疑ってしまう。 だけど、こんなことを聞いてなるほど、と思った。 流れ星はほんの数秒のきらめきだ。 いつ見えるかもわからない。 そんな流れ星が見えた瞬間に「こうしたい、こうなりたい、あれが欲しい!」と願えるのは、それを絶えず心に思い描いているからだ。 そしてつねに心に思い描いていることは実現しやすくな...

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25Apr
譲るつよさ

譲るつよさ

推手という中国武術ではポピュラーな稽古がある。 向かい合ってお互いの腕を合わせ円を描き押し合う稽古だ。 自身の中心を守り相手の中心を奪う感覚を育むことができる。 この推手のとき、力をいれて自分の決めた動きと中心を守るようなやり方がある。 相手にどう押されても関係なく自分の有利な体勢を力で維持し、現状を崩さないやり方だ。 反対に、力をいれず相手の動きに合わせながらも中心を維持し続けるよ...

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21Apr
Do, or do not, there is no try.

Do, or do not, there is no try.

"Do, or do not, there is no try." (「やる」か「やらない」かだ。「やってみる」なんてない。) ジェダイマスター、ヨーダの言葉です。 「そのまんま」 それが事実をハッキリさせる修行のやり方であり、実相そのものの様子です。 「アホ!」と言われれば「アホ!」です。 アホ、に本来意味はありません。 日本語学習によって、その音に意味をつけました。 本当は...

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18Apr
「弾力のある身体」の三原則③「膨らむ力と縮む力」

「弾力のある身体」の三原則③「膨らむ力と縮む力」

「弾力のある身体」の三原則、3つめは「膨らむ力と縮む力」だ。 この原則によって力をあらゆる方向へバランスを崩すことなく発揮することができる。 膨らむ力と縮む力はボールの弾力のようである。 また自動車のサスペンションのようでもある。 消防車のホースをイメージしてほしい。 水が勢いよくホースを流れるとその圧力がホースの壁面にかかり、強さを生む。 一箇所への負荷を全体の力で受け止める、ま...

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17Apr
「弾力のある身体」の三原則②「骨を徹る力」

「弾力のある身体」の三原則②「骨を徹る力」

ひとつめの原則「もたれてもたれず」によって体重を力に変換することができた。 そこで原則②、「骨を徹る力」だ。 この原則によって、体重=力を筋力に頼らず効率的に相手に伝達するルートを作ることができる。 これが分かりやすいのは割り箸を使った実験だ。 この実験は太気会の天野敏先生から受けたものをそのままパクっている。 というか私の武術は全て我が師、島田道男先生や多くの先生からのパクリである...

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11Apr
「弾力のある身体」の三原則①「もたれてもたれず」

「弾力のある身体」の三原則①「もたれてもたれず」

「弾力のある身体」をつくる第一の原則は「もたれてもたれず」だ。 弾力がある、といっても肌がプリプリになるとかではない。それは資生堂にまかせよう。 弾力がある身体とは、押されたときに柔らかく弾き返すような力を備えた身体だ。 かたく頑張るのではなく、ふわりと受け止めることのできる身体。 殴る、蹴るといった個別の技術ではなく身体のありようだ。 私の先生は「相手に押されたれたところが足の裏に...

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7Apr
「弾力のある身体」ということ

「弾力のある身体」ということ

「弾力がある身体」という教えが伝わっている。 ボールのように触れた相手を弾き飛ばす力だ。 私の先生は「身体が飛行機のタイヤのようになるんです。」と言った。 もちろんお腹がボールみたいにふくれていることではない。 だけどお腹がボールみたいにふくれた先生は、これを軸にした武術をしていることが多いのも事実だ。 私はモナ王のような腹筋を目指してここしばらく糖質制限をしている。 だからどうした。...

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4Apr
「正しさ」の基準

「正しさ」の基準

大きな力を発揮するには正しい型・フォーム(=物理的構造)が不可欠だ。 筋骨隆々であっても正しい型がなければその力を活かしきれない。 伝統武術では型を通して流派特有の力の出しかたを学ぶ。 現代格闘技でも基本のフォームをまず練習する。 型は目で見ることができる。 だから師の型の真似をするが、なぜか同じような力がでない。 型と力が伴わないのだ。 それは外見からは正しい構造とは何か、...

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