Do, or do not, there is no try.
April 21st, 2025
“Do, or do not, there is no try.”
(「やる」か「やらない」かだ。「やってみる」なんてない。)
ジェダイマスター、ヨーダの言葉です。
「そのまんま」
それが事実をハッキリさせる修行のやり方であり、実相そのものの様子です。
「アホ!」と言われれば「アホ!」です。
アホ、に本来意味はありません。
日本語学習によって、その音に意味をつけました。
本当は「音、声」でさえありません。
耳から入ってきた振動を「音、声」と理解しているだけです。
事実は「アホ!」という響き、様子のみ。
事実を解釈したものを事実と勘違いするところに迷いが生じます。
とはいえ我々は既に「アホ!」の意味を学習しています。
だから、
それに「ムカッ!」ときたら「ムカッ!」です。
「ムカッ!」は「怒り」ではありません。
「ああ、また怒ってしまった。」でもありません。
「ムカッ!」です。
こうやって延々と今が続きます。
「そうは言うけど放っておけないんよ」
「いつの間にか考え事してるんよ」
「難しいわー」
と思っていました。
だけど、本当に簡単なんです。
いつの間にか考え事をしていたのなら、それに気づいたんですから、それで終わってます。
それをそのままにしておけばいいんです。
考えることは修行の邪魔になりません。
それでも「考え事したなー」「分からんなー」と思ったら、またそれをそのままに放っておけばいい。
過去はどうでもいい、今、そのままにしておけばいい。
今、そのままにできない、と思っても、その「今」はもうどこにもありません。
また、今、それをそのままにしておけばいい。
ただ、それを「やる」か「やらない」か、です。
「やってみる、難しい」は思い、感想であって行動、修行ではありません。

松江 皆美館にて、樹齢300年の黒松