平気で生きて居る事
January 27th, 2025
「余は今まで禅宗のいはゆる悟りといふ事を誤解して居た。悟りといふ事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思つて居たのは間違ひで、悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であつた」
(「病牀六尺」正岡子規)
死ぬ瞬間という未来らしいイメージは脳内にしか存在しません。
ただ今のみが事実。それをはっきりさせることが修行です。
今についての注釈、理解(「★」は「星」だ。)を事実とせず、事実そのままにしておくことが具体的な修行法です。
ただ立つ、座る、ということです。

台湾の街角にて