太気拳気功会四十周年記念演武会
January 17th, 2025
2025年1月、太気拳気功会40周年記念演武会が開催されました。
(気功会師範の島田先生は私の師、当武禅会は気功会松井道場としてスタートし、その後島田先生に武禅会として開いて頂きました。)
太気会天野敏先生、中道会鹿志村英雄先生に加え、東京オリンピックで日本レスリングチームの監督を務められた西口茂樹先生がご来賓として列席されました。
先生方の演武と道場生の組手もあり、厳かな中にも楽しさや発見のある式典です。
今回は私もレスリングの猛者でもある湯川教練をはじめ、皆さんと久しぶりに組手をすることができました。
いきなり「松井もやるか?」となったので特にテーマはなかったのですが、普通に、組手の相手と世間話をするような気分で相対することになりました。
殴られ、突き飛ばされはしましたが、譲る気持ちを持ってお互いに怪我なく楽しくやれたことに自身の変化を感じます。
互いを気遣い切磋琢磨できる仲間がいることに感謝です。
演武会の後の酒盛りにて。
「1mほどの高さから飛び降りたとき、すぐ目の前に敵がいる。
そんな姿勢が構えだ。」
という話を西口先生に伺いました。
高所から着地した姿勢は、まさに重力を吸収した体勢です。
吸収する形は、放出させる形でもあります。
当会で稽古している内容を一言で言い表していると感じ入りました。