対ナイフの訓練

March 10th, 2018

本日の稽古は対ナイフの研究。

模造ナイフで自由に攻撃してくる相手をさばく稽古です。
決められたタイミング、動きではありません。
この稽古で学ぶのは、ほぼ100%刺される、という過酷な現実。
映画のようにはいきません。

腕に自信がある人ほど、稽古を通じて武器の怖さを知る必要があります。

命はひとつ。
命をかけたゲームをしないこと。
できる限り逃げること。自分も武器になりそうなものを持つこと。

圧倒的に不利な状況だけれども、稽古を続けている人は致命傷を防いでいました。

立禅でナイフの取り方は身につかない。普段の稽古でも武器は扱わない。
しかし、身体を護る自然の本能が発揮されるようになります。
そして、ナイフで攻撃されるようなことのない、人格が養われます。

今後も定期的に対ナイフ、対武器の訓練を行います。