水戸鍛錬会
March 6th, 2018
関口流・祖父江光紀先生が主宰される水戸鍛錬会に参加しました。
柳生心眼流の島津兼治先生をはじめ錚々たる武術家がお越しでした。
本物の包丁を使う短刀取りの実戦形式の組手は毎回、冷や汗をかきます。
手を抜かない、本気で刺すつもりの刃物を捌くのは相当に難しいことがよくわかる稽古。
誰かが流血するのはいつものこと。大怪我がなくてよかった、とホッとします。
本来武術は生死に向かい合う技術。
現代日本ではそのような使われ方はほとんどされません。
しかし、その根本を忘れては武術道場を構える資格はない、と改めて心が引き締まる稽古です。
祖父江先生をはじめ皆様に感謝申し上げます。
追伸
梅まっさかりの日本三名園、偕楽園に立ち寄りました。
包丁と対峙して荒んだ心が癒されます。