稽古納め

昨日が２０１７年の稽古納めでした。

稽古納めは組手。
１時間ほど相手を変えながらしっかりと取り組みます。

皆さん、太気拳をはじめる前の経験はさまざま。
ボクシング、伝統派空手、フルコン空手、柔道、フェンシング、合気道、太極拳、未経験・・・

私は組手に際してはあまり「太気拳」という型にはめてやらせることはしたくありません。
それまで培ってきたものも素晴らしい。その人そのものです。

動きはそれぞれの個性があっていい。あるほうがいい。

そこに「原則」を加えるのが太気拳。

太気拳の修行を通してお伝えしたいのは見た目の動きではなく、その原動力となるものです。
それは伝統的な表現を使えば、気であり、六面力であり、矛盾力であり。

原則を通して「滅茶苦茶」から「自由」へ。

みなさんの上達を感じる、うれしい稽古納めでした。

追伸
組手に夢中で写真を撮っていませんでした。夏の樽前ガローです。