意拳・姚承栄先生の来日
September 2nd, 2014
太気拳(正式名称:太氣至誠拳法)は澤井健一が中国にて意拳創始者王向斎より意拳を学び、日本に帰国後創始した拳法です。
その太気拳のルーツとも言える意拳を中国で現代に伝える姚承栄先生が来日され、稽古をつけていただきました。
(姚先生は我が師、島田道男先生と従兄弟のような関係となります。)
姚承栄先生とは十数年前に一度、北京にてお会いしたことがあるのですが、それ以来です。
当時は太気拳に入門したばかりで、何が何やらよく分かっていませんでしたが今回姚先生に触れさせて頂き、多くの気付きを頂きました。
姚先生の印象を一言で表すとするならば、
「エネルギーの塊」。
エネルギーが充満していて、それが全方向に発することのできる状態。
それは、物理的な身体の備えと意識状態によって成立します。
それは当会で目指しているものでもあります。
殴り方とか、蹴り方、投げ方なんて技法はそれほど大きな問題ではありません。
それより大切なのは、その技法(=動き)を発生させる動力源を心身に構築することです。
目指すものを体現されている方にお会いし、ウキウキとしました。
姚承栄先生、島田先生、諸先生方、ありがとうございました。